仕事への向き合い方とスキル

人の成功体験やビジネス系のツイートをまねるときに気をつけるべきこと

経験をそのまままねるな手法をまねろ

こうしたら、こうなるというルールを書いている本やツイートがあります。

私も自分の役に立つのではないかと思って、読むほうです。

例えばSNSなら、注目を浴びる方法やフォロワーを増やす方法など

なるほどと思う事もあります。

どうしても巷では、稼ぐ方法を知ることにお金を出しますから

「〇〇をしていくら稼いだ」という人を見ると、同じ事をしたら

同じことが自分にも起きるのではないかと思うのも不思議ではありません。

ただ、気をつけなければいけないのは、手法はまねてもいいけれど、

行動をまねるだけでは、同じ結果になるとは限らないということです。

インフルエンサーは、こうしたら、こうなったという自分なりの成功体験を

後付けで説明するかたちになるので、

その時のタイミングや環境が、今と違うことがあります。

そのため、まるまる真似する必要はなかったりします。

その判断基準があなたに当てはまるとは限らないし、

人それぞれ、環境も立場も、微妙な人間関係も違うので

参考にはすればいいと思いますが、すべてを真似する必要はありません。

すべて同じことをやったとしても同じ結果になるわけではないからです。

手法はまねてもいいけれど、ただ行動をまねるのは成功しません。

自分の環境に置き換えて仮説を立てる

行動も、自分の業界や、環境に置き換えて、

この部分をこう真似たらおそらくこうなるだろうと

仮説を立ててやってみて、その結果をデータとして分析する。

そして、その次の段階でやるなら、どこを変更して行うと

さらに良い結果が出るかと仮説を立て、試してみる。

こんな風にして、手法と行動を自分の使いたい場所に置き換えて

使える部分をマイナーチェンジします。

人の心を読め

ビジネスと言っても人間関係ですから、

人の行動について知っておくとうまくいきやすいです。

どういうことかというと、

心理学や脳科学といったことを知っておくと、

行動を分析できるようになります。

こういうことを言われたら、こういうタイプの人はこういう風に受け取るとか

クレームも、そもそもその怒りを起こされないようにするために

このポイントを押さえた発言をするといい、などといったことです。

読心術のように心を読むというのとは違って、

脳がそういう働きをしているからそう考えてしまうとか

心理学的に、人はこういう行動をとりがちだと知っていると

その状況を作らないようにすることも、わざと作ることもできるようになります。

ルーティンになるように設定する

ここまで来たら、あとは楽しむ意思、行動する勇気さえ持っていれば、

要は、腹をくくって、覚悟を決めて行動すれば

大丈夫、そこから変わり始めます。

しかし、人間は弱いもの。

やるぞ!と決めたのにやめてしまったり、心が折れることも。

ちゃんと覚悟をしていても、人間の意思は弱いものだと思って

決めたことをせざるを得ないような環境を作ると達成しやすくなります。

決めたことをせざるを得ないような環境を作ると達成しやすくなります。

例えば、日常のことで言えば、読書をしようと決めたら

タイマーをかけておいて決まった時間になったら、

書斎や、本棚しか置いてない部屋に行く。

わかりやすいところで言うと、運動をしようと思ったら

いきなり1時間たっぷりするのではなく

まずは毎日やる癖をつけるために、アップル・ウォッチのアプリを使うなど。

よし!これをやり遂げるぞと決意も大切ですが、

その決意が続くような設定を作っておくと可能性は高くなります。

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