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いえの(@ienoEu)です
年収は高い方がいい。誰でも思う事だと思います。
私が新卒だった約25年前、女性は事務職が大半だったので
絶対、総合職で就職して営業になると決めていました。
実家はあまり裕福な家庭ではなかったので、外食はごくたまに、
家族旅行は一度も行ったことがありませんでした。
経済的余裕がなくて、遠方の行きたい大学の学校推薦を断り、
自己推薦で近場の大学に入りました。
大学では、留学する子もいていいなぁと思いましたが、
その子たちに負けてなるものかと地道に勉強しました。
でもこれは仕方ありません。だって自分で稼いでいないんだから。
社会人になったら、絶対にお金が理由で断念することのないよう、
稼ぐぞ!と思っていました。
同時に、諸事情で実家も養われなければなりませんでしたので、
そちらの方が稼ぐ動機としては強かったかも。
時給換算するといくらなのか
会社員として働いている今も、気にしていることがあります。
自分の時給はいくらか、自分は給与分の利益を出しているのか。
会社は株主の物なので、会社員はがんばったからといって
その分もらえるわけではないのはわかっています。
しかしながら、自分の働きが給与もまかなえないようでは
給与の交渉ができません。
給与を上げるには、売上と利益に貢献することが一番の近道です。
また例え年収1,000万だったとしても、早朝から夜中まで働いて
週末もプライベートも全くなしだったら生産性は高くありません。
年収ももちろんですが、時給計算して、
労働時間と給与のバランスを見ていました。
自分の市場価値を毎年チェック
自分は何ができる人材で、どんな結果をだしたのか。
たとえ失敗してもそこから何を学び、次に生かすか。
それが年収やキャリアにもつながります。
私は売上増加のために工夫し、
その仕組みを再現可能なものになるように
必死に行動して、数字を見せて給与交渉しました。
評価は結果とプロセスで判断される会社でしたが
とはいえ、営業という立場を評価するには
結果が一番手っ取り早い。
担当地域による運の良し悪しもあったものの
一目瞭然の数字を出すことで評価を得ることができました。
同時に、一生のキャリアのことを考えて
転職を考えていない時でも転職サイトに登録し、
たまに転職エージェントに面接に行って
自分の市場価値をチェックしていました。
今貰っている給与が業界的に妥当なものなのかということも
わかりましたし、自分がもし転職したいと思った時に
その時に履歴書を書き始め、業界チェックをしていては遅い。
辞めたい!と思った時にすぐに転職できるよう
いつも気にかけていました。
経営者の視点を持つ
新卒から数年は、それほどでもなかったですが
自分の給与を上げたり転職しやすい状態にするには、
経営者目線を持ったほうがいいと気が付きました。
いつか経営者になった時のことを考えてというのもありますが、
立場として従業員側の人間として見えた景色と
役職がついて会社側の人間としたときに見える景色が
違うと思ったからです。
会社員はただの駒なんていう言葉も聞きますが
確かにそうです。ただ、経営者目線で見る訓練を
会社員のうちに身に着ければ起業しても早いですし、
また、どんな人も自分のことをわかってくれている人がいる
と思うと、その人に対して信頼感を持ちます。
一労働者の意見なぞ経営者は聞かないけれど、
経営者目線の意見だったら「よくわかってるな」
ということで、評価も高くなります。
評価する側の人間に認められるようにするのです。
私は異業種交流会に参加したり、お客さんからの誘いは
特に部長・社長クラスの誘いは必ず行くようにしました。
どんな貢献をしたのか、してくれる人材なのか
企業は、利益集団。利益が出なければ意味がありません。
一生懸命頑張っているは、フォローにはなっても
高い評価にはなりません。
会社に貢献している人材は大切にされます。
意見も言いやすくなります。
自分に合った新しい環境を探して移ることも大切ですが、
今いる環境を、心地よいものにしていくというやり方もあります。
というのもいくつか転職をして、完璧な会社はどこにもなく
自分が居心地よくいられるように
今いる場所を整えていった方が早いなと思ったからです。
のためにはやはり、気の合う人達という以前に、
自分はその会社に大切にされる人材かどうかを考える必要があります。
これまでも自分はこれを残したと言えることを
そして、この人は将来も何かやってくれるんではないかと
期待を抱いてもらえる人材になることが大切です。
意識すると行動が変わってくる
- 年収だけでなく労働時間とのバランスがわかるよう時給換算する
- 年収が妥当なものなのか、転職を意識したらすぐに行動に移せるよう毎年自分の市場価値をチェックする
- いつかの起業や評価する側の人間に認めてもらえるよう経営者目線を持つ
- 利益集団に貢献したまたは貢献してくれそうと思われる人間になる
この4つのことを意識すると、日々の行動が少しずつ変わってきます。
居心地よく働くために、満足した給与を得るために
毎日少しずつ、遠い目標を思い描きながら
目の前の現実を重ねていくと、
向かう方向を間違うことなく目標に徐々に近づいていきます。
会社員でも、会社に振り回されているように見えて、
自分で波を選び、選んだ波に乗っていくのです。